JWOOD工法

JWOOD×専用金物により、高耐震・
高耐久を実現するJWOOD工法。

四季折々、豊かな表情を見せる日本の自然。
それは裏を返せば、季節による気候・環境の大きな変化を意味します。
また、地震・台風など自然の猛威にさらされることの多い日本では、
それらに耐えうる建物が求められます。
JWOOD工法は、強度を追求した構造材JWOODと接合部に用いる専用金物の組み合わせにより、
地震・台風といった災害をはじめ、気候の変化による経年劣化などに強い建物をつくる工法です。

JWOODって何?

均質・高強度・高耐久な構造材
JWOOD。
JWOODは、厚さ約4mmの単板を積層接着した構造材です。内部までしっかり乾燥させた単板を積層接着することにより、構造材全体に均質で高い強度を実現。水分の吸排出を繰り返し、寸法が変化する無垢材とは異なり、日本独特の気候や湿度の変化に左右されず、安定した寸法と強度を維持します。
防腐性・防蟻性を高めた
高耐久部材JWOOD EX。
湿気の多い気候による腐食や木材の大敵シロアリへの対策を施した高耐久部材がJWOOD EXです。建築基準法の「地面から高さが1m以内にある柱や土台に防腐・防蟻措置をしなければならない」に対応し、製造工程で材の中心部まで薬剤を浸透させる乾式注入により、防腐性・防蟻性を高めています。

専用金物って何?

JWOODの特性を
最大限に活かす専用金物。
構造材と構造材の接合部は、建物全体の強靭さを左右する重要な部位。建物の重量を支えることはもちろん、地震発生時には水平方向の力にも耐えられる強度が必要です。JWOOD工法では、接合部の木材への欠き込みを最小限に抑え、JWOODの特性を最大限に活かす専用金物によって木材と木材を強固に接合します。
強固な接合部がもたらす
高強度な構造体。
接合部は金物と木材をドリフトピンやパイプピンという鋼製のピンで接合します。JWOODは水分の吸排出による変形や地震の揺れなどによる変形に強く、接合金物周辺の隙間の発生による緩みもなく、接合部を強固に緊結し続けます。もちろん、亀裂も発生しにくく、経年変化での耐力低下も最小限に抑えます。